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「侍ジャパン」WBC代表選考が難航する背景…ルール変更で「MLBが人手不足に?」小園海斗は当確、宮城大弥は“判断待ち”…急浮上する意外な名前
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鷲田康Yasushi Washida
photograph byNanae Suzuki
posted2026/01/21 11:01
WBCで連覇を目指す日本代表・井端監督
そのうち捕手に関しては前回大会に出場経験のあるヤクルト・中村悠平捕手と打撃力も高い巨人・岸田行倫捕手の一騎打ち。内野手はおそらく井端監督の“秘蔵っ子”でもある広島・小園海斗内野手が有力だ。
以前から井端監督は「勝つことが最大の目標ですけど、1人の選手もケガせずに所属チームに戻すことも大事なミッション」と語っている。
「ケガなど何らかの問題があった選手については自主トレの状態をギリギリまで見てもらって、3月に万全な形でプレーできるかを最終判断していきたい」
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宮城、曽谷、高橋、北山の行方は…
昨季故障歴のあるソフトバンクの近藤健介外野手が第2陣メンバーに入ったのは、本人、球団からもGOサインが出てのものだった。一方で昨シーズン、腰の肉離れなどに悩まされた宮城大弥投手は、まだ最終判断が残る。すでに自主トレでマウンドに立っているが、どれくらいの状態で本番に臨めるのか。難しいケースには、同じ左投手で宮城のチームメイトの曽谷龍平投手あたりが代表入りしてくる可能性が高まることになる。
残る投手の1枠には中日・高橋宏斗投手、日本ハム・北山亘基投手、楽天・藤平尚真投手らが候補となりそうだ。一部ではメジャー組にもまだ不確定要素がある選手がいて、希望した選手全員が参加できるかどうかは未知数だという情報も流れてきている。その動向によっては国内組の選抜も変わってくるために、最終的な30人の確定には、もう少し時間がかかりそうだ。
前回大会では1月26日に侍ジャパンの全メンバーが発表されたが、今回はそこからさらにずれ込み、1月最終週まで決定が延びる可能性も高いだろう。大会本部による最終の公式ロースター発表は2月6日。そこで最強チーム結成の米国やドミニカ共和国などしのぎを削るライバルたちの全容も明らかになる。その動きを横目に、侍ジャパンは最強チーム結成に向けて最後の詰めの作業に入っている。



