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「1年奴隷、2年平民、3年天皇、4年神様だ!」“不適切”すぎる1996年の箱根駅伝出走体験記「史上初の2校棄権」「“箱根ギャル”がスターを追っかけ」 

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酒井政人

酒井政人Masato Sakai

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photograph byKoji Asakura

posted2026/01/17 11:01

「1年奴隷、2年平民、3年天皇、4年神様だ!」“不適切”すぎる1996年の箱根駅伝出走体験記「史上初の2校棄権」「“箱根ギャル”がスターを追っかけ」<Number Web> photograph by Koji Asakura

今から30年前、第72回箱根駅伝に東農大の10区走者として出場した筆者・酒井政人の雄姿!

 ちなみに筆者が1年生のときは運動部の寮で過ごして、9畳の部屋に3人暮らし。エアコンもなかった。当時の東農大は寮の収容人数が陸上部で18人しかなく、大半の先輩はアパートを借りて一人暮らしをしていた。アルバイトをしていた先輩も少なくない。現在では考えられない環境だ。

不適切にもほどがある体育会生活

 上下関係も現在より厳しく、入学時には2年生から「1年奴隷、2年平民、3年天皇、4年神様だから」と言われた。先輩への返事は「押忍(オッス)」で、3・4年生には直接話しかけてはいけないと注意されていたほどだ。

 そしてクリスマスが迫る頃、キャプテンから1年生全員が呼ばれて、「もうすぐ箱根なのに、タルんでるぞ。全員髪の毛を切ってこい!」と、指定の床屋で、指定のカット(短めのスポーツ刈り)にされた苦い思い出もある。

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 今考えると、不適切なことばかりだった。でも、そんな時代も楽しかったし、箱根駅伝にかける“思い”は現在と変わらない。

 最近の学生ランナーたちを見ると、「非常に恵まれているな」と思う一方で、「ちょっと甘やかされていないか?」 という気もしてしまう。そういう考えがもう古いのかもしれないけれど——。

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「青学大はいない、監督声かけがない、宿舎情報は全公開」“30年前の箱根駅伝”は今と何が違った? 出走選手が書く「ないない尽くしの箱根出走記」

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