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「クボと対決…退場の可能性が」久保建英が名将シメオネ&アトレティコの“悪夢”に「もっとタケにつなげ」W杯イヤー初戦絶妙アシストの背景 

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中島大介

中島大介Daisuke Nakashima

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posted2026/01/09 11:04

「クボと対決…退場の可能性が」久保建英が名将シメオネ&アトレティコの“悪夢”に「もっとタケにつなげ」W杯イヤー初戦絶妙アシストの背景<Number Web> photograph by Daisuke Nakashima

W杯イヤー初戦、久保建英は強豪アトレティコ相手にアシストをマークした

 現地メディアからは、これまでの4バック主体の布陣を変更し3バックを予想する報道も出ていた。ただ当日発表された先発イレブンには、出場できない選手を除き、これまでとは大きな変更はなかった。

 その中で目を引いたのが〈Kazunari Kita〉の名だった。

 今シーズン京都サンガよりレンタル加入の喜多は、ソシエダB所属の20歳。主力CBの不在という背景もあったが、若手CBにとっては監督の交代が大きなチャンスに繋がるかもしれない。

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 久保のポジショニングに注目してみると、ソシエダは守備時には4-4-2の布陣を取り、久保は2列目の右にポジションを取った。

 格上アトレティコを相手にしていた影響もあっただろうか、久保は自陣深くまで一度ポジションを落としてから守備対応する姿があった。攻撃時には、前線右サイドを主戦場にするだけに運動量が要求される采配だった。

マーカーにとって久保は“悪夢”に違いなかった

 その中で久保は、相対する相手左サイドバックのルジェーリを翻弄するプレーを見せた。最初の対決では、接近すると足首の返しだけでボールを加速させて縦突破を図ると、相手マーカーはアフターで体当たりするしかなかった。

 また次のタイミングでは、久保のカットインに合わせたブライスとのコンビネーションでかわした。さらにコケ、ルジェーリをかわしきって決定機を演出した。

 そのルジェーリは前半終了間際、裏抜けした久保を体ごと引っ張り倒すことしかできず警告を受けており、後半開始とともに交代の憂き目に遭った。まさに“悪夢”だったに違いない。

なぜシメオネの交代策が“久保に自由”を与えたか

 前述した通り、ソシエダは後半開始早々に失点したものの、そこから失速することなく久保のアシストから1-1の同点に追いついた。アトレティコ監督の名将シメオネは、試合後にルジェーリの早いタイミングでの交代理由として、こう述べていた。

「彼は警告を受けていた。その状況で久保とのマッチアップは、2枚目のカードの可能性があったから」

 しかしこの選手交代が、久保がアシストをマークする背景になったようにも思える。

【次ページ】 この状況を…監督とともに抜け出さないと

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