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今井達也と電撃合意は“ドジャース化”への第一歩? アストロズ日本市場参入の野望「イマイだけでなく他の選手も…」GMが明かした真の狙い

posted2026/01/04 17:01

 
今井達也と電撃合意は“ドジャース化”への第一歩? アストロズ日本市場参入の野望「イマイだけでなく他の選手も…」GMが明かした真の狙い<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

ヒューストン・アストロズと3年契約を結んだ今井達也(右)。日本時間6日午前4時に入団会見を行う

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杉浦大介

杉浦大介Daisuke Sugiura

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Hideki Sugiyama

 新年早々、ヒューストン・アストロズと契約した今井達也がア・リーグを代表する強豪チーム内でいきなり重要な役割を担うことは間違いないのだろう。

 3年5400万ドル(約85億円)という報道された契約は当初の想定よりも短いものではあった。それでも年俸にして1800万ドル(約28億円)、歩合をすべてクリアすれば同2100万ドル(約33億円)、総額6300万ドル(約99億円)に達するといういわゆるAAV(Average Annual Value=平均年俸)の高さは評価の表れ。故障さえなければ開幕から先発ローテ入りし、2024年まで8シーズン連続でプレーオフ出場を果たしたチームのマウンドを任されることになる。

 その役割について、ヒューストン・クロニクル紙のアストロズ番記者、マット・カワハラ氏は“先発陣の上位”を想定していた。

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「ハンター・ブラウンという明確なエースがいるので、イマイがその役割を担う必要はない。ただ、ブラウンに続く確固たる2番手がいるかというと、そうではない。もしイマイをローテーションに入れ、2番手を任せられるなら、それは彼らにとってベストケースのシナリオだと思う」

FAしたバルデスの穴を埋める

 昨季、サイ・ヤング賞投票で3位に入った右腕ブラウンという柱がいるアストロズだが、今オフに5年連続二桁勝利のフランバー・バルデスがFAになった。カワハラ記者も「バルデスの残留の可能性は低い」と話しており、オフ開始の時点で先発補強がプライオリティだった。そこで白羽の矢が立ったのが今井だった。

 昨季まで4年連続開幕を務めたバルデスの“代役”とまで言わないまでも、27歳の日本人右腕にはそれに近い期待がかかっているのはカワハラ記者のこんな言葉からも容易に想像できる。

「アストロズの状況を考えれば、メジャーでの登板経験はないとはいえ、日本で耐久性とパフォーマンスの両面でかなり良い実績を残しているイマイのような投手を加えるのは理にかなっている。すぐにローテーションに組み込める存在であり、先発2番手ではなかったとしても、少なくとも3番手として起用できるはずだ」

【次ページ】 昨季はプレーオフ逃すも、来季は優勝争いに?

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