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「妻からイジられたけど」大谷翔平が自ら“真美子夫人の話”を切り出すとは…WS観戦、花巻東の同期に送られた「犬の絵柄のLINEスタンプ」

posted2025/11/23 06:01

 
「妻からイジられたけど」大谷翔平が自ら“真美子夫人の話”を切り出すとは…WS観戦、花巻東の同期に送られた「犬の絵柄のLINEスタンプ」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

ワールドシリーズ第3戦前の会見。笑顔の大谷翔平は自ら「妻」という言葉を使った

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柳原直之(スポーツニッポン)

柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara

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 ドジャースが21世紀初の連覇を果たしたワールドシリーズ。ポストシーズンを含めた全試合を取材した記者が、大谷翔平や山本由伸にブルージェイズなど、テレビに映らなかったWSの全事実をお届けする。〈NumberWebレポート/随時配信〉

WS初先発を控えた大谷の会見…緊張感が

 山本由伸が完投勝利を飾り、ドジャースが1勝1敗としたワールドシリーズ(WS)第2戦後、記事を執筆してホテルに戻った後は寝る暇もなくトロント・ピアソン空港に向かった。午前3時半には空港に着いたが、さすがに並ぶことはなく、スイスイと通過した。サンフランシスコ空港へ空路、約6時間、そこからドジャースタジアムから車で15分のバーバンク空港へ1時間30分。1時間30分の乗り継ぎ時間を合わせると計9時間の大移動で午後12時にバーバンク空港へ着いた。

 ところが、ここで思わぬトラブルが発生した。

 バーバンク空港に到着すると、預け入れ荷物で流れてきたスーツケースの車輪が外れてブラブラしている状態になっていたのだった。米国の航空会社はスーツケースを放り投げるため、こういったトラブルも“あるある”。すぐに航空会社のカウンターに向かったが、「サイトから報告してほしい」の一点張り。文句を言っても仕方がないので、スーツケースを2輪走行で傾けて引っ張り、レンタカーセンターへと走った。 

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 大移動や災難があっても、ここから練習日の取材が始まるのがポストシーズン(PS)だ。しかも、この日は2日後の第4戦でWS初先発する大谷の会見が予定されていたため、報道陣の数はいつもより多く、どことなく緊張感が走っていた。

家族の話題以外で初めて「妻」と…驚いた

 ただ、ドジャースタジアムの会見場に姿を見せた大谷だけは違った。2年連続で戦うWSの雰囲気を心から楽しんでいるようだった。

 第1、2戦で敵地トロントのファンから浴びた「We don't need you」のチャント(大合唱)について米メディアから振られると、「素晴らしかった。僕の妻が大好きなチャント。(妻の真美子夫人から)イジられたけど個人的には良かった」と語り、笑いに包まれた。

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