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「新監督就任ヤクルトの1位は剛腕サウスポー」「ロッテ3位指名はまさかの“163cm超小兵”」ドラフト全指名予想《ヤクルト・ロッテ・広島編》
posted2025/10/21 11:01
163cmの小兵ながらドラフト候補に挙がる勝田成内野手(近畿大・163cm70kg)
text by

安倍昌彦Masahiko Abe
photograph by
Shigeki Yamamoto
「ひとりドラフト」とは、私自身が<12球団>の代表者になったつもりで、実際のチーム事情とチーム作りを考え合わせながら、実際にドラフト候補選手たちを指名して、ひとりで勝手に「ドラフト会議」を行なってしまう。
そういうドラフト・シミュレーションです。
この1年間、野球の現場で取材を続け、選手側の関係者たち、プロ側のスカウトの方たちから聞き取った内容の<集大成>です。
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指名方法は実際のドラフトと同じ。但し、1位の「指名重複→抽選」は例年通り、厳正な「あみだクジ」で決定されます。そのへんが、「私製ドラフト」とご理解願えればと思います。
球団ごとの現実を踏まえた「リアル・フィクション」
2位からはウェーバー制で、今季のペナントレース最下位のチームから指名が始まります。昨年がパ・リーグ(西武)からの2位指名でしたから、今年はセ・リーグ(ヤクルト)からのスタートになります。
最後はパ・リーグ優勝のソフトバンクになりますが、ソフトバンクは2位指名したあと、折り返しで3位指名を行ないます。
指名の対象となる選手は、高校生、大学生は「プロ野球志望届」が提出されている選手。社会人については、知るかぎり「プロ志望」を打ち出している選手たちの中から指名しました。
各球団の指名リストの後に、その理由や背景を記しました。これも、この1年間の球団の動向と関係者への取材に基づいたものです。
「ひとりドラフト」はあくまでもフィクションですが、その内容は、極力現実を踏まえて考察した「超・リアルフィクション」になっています。
今回も、実際の指名順に沿って3球団分ずつ、4回に分けてご披露します【全4回の1回目/#2、#3、#4へ続く】。
(※ちなみに世にいう「外れ1位」という表現は、当該選手に対してこれ以上ない失礼な表現ですので、例年と同様「繰り上げ1位」という表記を使わせていただきます。年齢はすべての選手について、ドラフト時点での満年齢で統一しております。また、たいへん恐縮ではありますが、敬称は略させていただきました)
