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佐々木朗希「これ欲しいです」に先輩左腕が自ら発送…“顔バッグ”主役のロッテ・高野脩汰が明かす今も続く絆「イタズラしてくる…可愛い後輩です」 

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梶原紀章(千葉ロッテ広報)

梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara

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photograph byChiba Lotte Marines

posted2025/10/16 11:01

佐々木朗希「これ欲しいです」に先輩左腕が自ら発送…“顔バッグ”主役のロッテ・高野脩汰が明かす今も続く絆「イタズラしてくる…可愛い後輩です」<Number Web> photograph by Chiba Lotte Marines

“全米デビュー”を果たした話題のバッグ。黒のキャンバス地にクールな表情の高野の写真プリントが映える

 結果的に高野は今シーズン、53回3分の2イニングを投げた。打たれたヒットは43。61奪三振を記録しチームには欠かせない左のセットアッパーの地位を築いた。

「ここまで出来るとは思っていなかった。自分のポジションが定まっていない中でスタートした1年だったのですけど、最終的には勝ちパターンにも投げることが出来た。色々なことを学べたシーズン。自分の武器、長所を確認できたシーズン。いいところを発揮できるシーズンになった」

「いつか高野さんの実家に…」朗希も懐く愛されキャラ

 足を高く上げて真上から投げ下ろす豪快なフォームから繰り出される150kmを超えるストレートと独特の落ちるボールで打者を抑え続けた。手ごたえを掴んだ3年目のシーズンを終え、さらに思いがけない形で話題の中心にいた。それもまた高野の愛されるキャラクターによるところが大きいのだろう。

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「(朗希は)いつも冗談を言って、最後は『いつか島根の高野さんの実家にお邪魔しますよ』と言ってくれる。絶対に冗談で来ないけど、鉄板の締めネタなんです」

 海の向こうで活躍する元チームメートとのやり取りを思い出して笑う。

 話題のグッズはその後、再販を求める声も多く、10月17日より受注販売が決まった。高野は現在、ZOZOマリンスタジアムで秋季練習で汗を流す。海の向こうのポストシーズンで奮闘する23歳の活躍を喜びながら、自身の眼差しはすでに来季をしっかりと見つめている。

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