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佐々木朗希「これ欲しいです」に先輩左腕が自ら発送…“顔バッグ”主役のロッテ・高野脩汰が明かす今も続く絆「イタズラしてくる…可愛い後輩です」 

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梶原紀章(千葉ロッテ広報)

梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara

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photograph byChiba Lotte Marines

posted2025/10/16 11:01

佐々木朗希「これ欲しいです」に先輩左腕が自ら発送…“顔バッグ”主役のロッテ・高野脩汰が明かす今も続く絆「イタズラしてくる…可愛い後輩です」<Number Web> photograph by Chiba Lotte Marines

“全米デビュー”を果たした話題のバッグ。黒のキャンバス地にクールな表情の高野の写真プリントが映える

 自分自身で「人生で初めて」という国際小包での郵送にチャレンジした。ナイターで試合が行われる午前中に店舗を訪問して伝票作成に悪戦苦闘しながらも、業者スタッフのレクチャーをうけ海外に荷物を送る際の登録手続きを行った。

「ドジャースタジアム」住所を検索して…

 指示されていた送り先の「ドジャースタジアム」はネットで住所を検索し、「佐々木朗希様宛」に送った。

「業者の方からは到着には時間がかかると思いますと言われました。自分の中でやれることはやったので、これで届かなかったら、ゴメンなさい、という祈るような思いで送りました」

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 送ったのは9月上旬だったが、10日ほどで佐々木の手元に到着。本人から、嬉しそうに肩にかけた写真付きのメッセージが来た。とにかく無事に届いたことが嬉しくてホッとした。日にちが過ぎ、少し忘れかけていた頃に、海を渡ったバッグはまさかの注目を集めた。

「もしかして球場入りする時に持っていたりして、とちょっとは期待していましたけど、本当にしてくれるとは思わなかった。嬉しかった」

「イタズラをしてくる」怪物右腕の可愛い素顔

 高野は2023年に日本通運からマリーンズに入団。その前年に佐々木朗希が完全試合を達成した試合は、テレビで見ていたという。当時は、その凄まじいピッチングを遠い存在に感じていた。同じチームになると分かった当初は「大スター。近寄りがたい感じだと思っていた」という。

 しかし、一緒に練習をしてみると印象がガラリと変わった。

「話をするようになったらとても接しやすかった。すぐに仲良くなった。イタズラをしてくるし、可愛い後輩」

【次ページ】 「ずっと『お寿司美味しいね』とか…相変わらず無邪気な少年でした」

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