「このままだと外すぞ」甲子園優勝の慶応“美白王子”にまさかのゲキも…U-18W杯で初優勝した選手が振り返る「名将・馬淵史郎」ホントの素顔 

　注意点は2つだった。アッパー気味のスイングをレベルに。そして、ミートポイントを前に。丸田のスタイルとは相容れなかったが甘んじて受け入れた。

「短期決戦なので無理矢理にでも変えて、結果を出さなければいけなかった」

　結果的に、そこから少しずつ安打が出始めるようになった。

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　高橋も丸田もはっきりと口にしたわけではないが、馬淵との距離感をどこか取りあぐねていた様子がうかがえた。

大阪桐蔭のエースは「相性はいい」

　そんな2人とは対照的に馬淵のもとで、水を得た魚のように躍動した選手がいた。大阪桐蔭のエースだった前田悠伍である。

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【明徳義塾】「普通のやさしいおじさん」馬淵史郎68歳が今も選手を惹きつける理由＜U-18日本代表・丸田湊斗、前田悠伍らの赤裸々証言＞