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「ベルトグラビアをやりたい」宣言で対戦相手は激怒…スターダム・姫ゆりあが明かした“野望”「親近感がある」白川未奈に憧れた新人女子レスラー 

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橋本宗洋

橋本宗洋Norihiro Hashimoto

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photograph byNorihiro Hashimoto

posted2025/09/09 11:04

「ベルトグラビアをやりたい」宣言で対戦相手は激怒…スターダム・姫ゆりあが明かした“野望”「親近感がある」白川未奈に憧れた新人女子レスラー<Number Web> photograph by Norihiro Hashimoto

今年1月にデビューしたスターダムの新人女子レスラー・姫ゆりあ

タイトルマッチは“白川未奈のコスチューム”で

 インタビューでこれまでの人生を聞くと、あらゆる決断を自分でしてきたことが分かる。ダンスもキックボクシングもグラビアも、それにもちろんプロレスも。人に勧められてとか偶然そうなったとかではなく、自ら動いてきた人生だ。

「確かに、人に言われて何かをやめたのは、親に反対されて一度プロレスを諦めた時だけですね。でもプロレスラーになったんですけど。もしあのまま約束の25歳になっていたら? 地元で就職してたんですかね。でもなんだかんだ言って、好きなことやってたんじゃないかと思います」

 フューチャー王座挑戦も、妃南の防衛直後に自らリングに乗り込むことで決定している。試合には、4着目のコスチュームで臨むつもりだという。白川未奈から譲り受けたものだ。白川も巻いたフューチャーのベルトに挑戦する時までとっておいた。

 そこだけは“唯一無二”ではない。けれど白川のコスチュームを着ることは、姫ゆりあにとって“我を通すプロレス人生”の象徴でもあるのだ。

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