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〈マンガ〉「アメリカに阪神・岡田前監督ユニの外国人が…」浦和とマリノスサポ夫婦がクラブW杯現地観戦で仰天した話「パ、パンケーキが1万円」
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千田純生JUNSEI CHIDA
photograph byJunsei Chida/Getty Images
posted2025/07/16 11:01
浦和レッズが戦ったクラブW杯。夫が漫画家のサポーター夫婦が観戦に行ったところ驚きの連続だった
「ここ、海外なんだよな……レッズサポーター、どんだけいるの……」
正直びっくりしましたね。いや、アルゼンチンから遠路はるばる来たリーベル側も「え、マジ?」って空気感があったような(笑)。それだけ日本から多くのファンが馳せ参じ、チャントも大声量で歌われていました。妻氏のサポ仲間とも合流で雰囲気はすっかり「埼スタ」のようでした。
「海外のスタジアムをホームに変えるレッズサポーターのエネルギーは、やはりJリーグでもズバ抜けた存在なんだなあ」
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試合にこそ敗戦しましたが、レッズのストロングポイントを実感しました。あと意外だったのは、観戦に来た外国人のいでたちです。
「え、なんでセレッソ大阪ユニ着た人いるの?」
「っていうか、阪神タイガースの岡田彰布前監督のユニフォームを着た外国人までいるんだけど……」
こんなカオスな国際色は、アメリカだから体験できたのだろうなと。
試合後には、リーベルサポーターとレッズサポーターがグッズを交換する和やかな光景も。交換用に「今はいない選手のユニやタオル」を用意していた相手サポーターの準備の良さに感心しました。
40度のラスベガス…カジノで夢見た10ドル
試合の合間は国内線をフライトして――気温20度のシアトルから40度の灼熱の地ラスベガスへと移動して観光しました。
ラスベガスに行くと友人に伝えると「マイケル・ジャクソンショーのチケット取れるよ」とオススメされて、どういうこと? と足を運ぶと、「ものまねショー」。しかし、本格的なライブでダンスもキレキレ。
「いい意味で裏切られた、最高のパフォーマンスじゃないか」
夫婦で大変満足しました(笑)。
その後カジノに挑戦。僕は5分で撃沈する中、妻氏は10ドルを100ドルに増やすフィーバー。「よっしゃここからが勝負!」と別の台に移動した10分後、スッカラカンに。
「10ドルで夢見たってことで、楽しかったね」
パンケーキセット、2人で1万円って…
でも何より驚いたのは、ものまねショーでもカジノでもなく、朝食でした。ホテルのフードコートで、パンケーキセットを頼んだんですが……。

