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〈マンガ〉「アメリカに阪神・岡田前監督ユニの外国人が…」浦和とマリノスサポ夫婦がクラブW杯現地観戦で仰天した話「パ、パンケーキが1万円」
posted2025/07/16 11:01
浦和レッズが戦ったクラブW杯。夫が漫画家のサポーター夫婦が観戦に行ったところ驚きの連続だった
text by

千田純生JUNSEI CHIDA
photograph by
Junsei Chida/Getty Images
「またレッズサポかい?」入国審査で係員ビックリ
「日本が恋しくなるだろうから、1週間が限界だろうなあ」
そう思いながらも、Jリーグ愛に突き動かされて、アメリカでのサッカー観戦をしてきました。浦和レッズサポーターの妻氏と横浜F・マリノスサポーターの僕が挑んだアメリカでのクラブワールドカップ観戦旅。円安の中で知恵を絞り、シアトルとラスベガスを巡る1週間の旅は、予想外の出来事と感動に満ちていました。
6月16日、日本を出発した飛行機はレッズサポーターで溢れていました。空の旅を過ごすこと10数時間、到着したシアトルの空港の入国審査では係員から「またレッズサポーターかい?」という反応があったほど。しかし、なぜか妻氏だけが別室送りになるハプニング。
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「溢れる闘志が危険視されたんだろうか……っていうか妻氏いなかったら超心細いんですけど……」
幸い旅程の確認だけで済み、無事入国できました。
シアトルの観光名所パイクプレイスマーケットに向かうと、スターバックス1号店にはレッズサポーターの行列が。ウォーターフロントでは初戦の対戦相手であるリーベル・プレートの横断幕が町に掲げられ、両チームのサポーターがすでに激突前の雰囲気を作り出していました。観光地を離れると治安の不安を感じる場面も。友人の宿泊先では2日に1回、銃声が聞こえたとか。
初日で日本が恋しくなりました……。
な、なんでシアトルに阪神の岡田前監督ユニ?
アメリカ2日目、リーベル・プレート戦の当日です。スタジアムへ着くと、リーベルサポーターの歌とレッズサポーターのブーイングが響き渡っていました。

