「大谷翔平級の打撃成績じゃないと」 吉田正尚“守備マイナス評価”が示す日本人打者MLB挑戦のハードル…村上宗隆や佐藤輝明、岡本和真にも影響か 

〈菅野智之/オリオールズ〉
16試6勝4敗0S 88.2回93安17本18球52振 責40率4.06
6月27日レイズ戦5回9安3本1球2振 責7（86-54）〇

　6月の防御率は6.20、4試合連続で3失点以上。このあたりが踏ん張りどころになっている。

〈千賀滉大/メッツ〉
13試7勝3敗0S 73.2回51安4本31球70振 責12率1.47

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　12日のナショナルズ戦の6回、一塁のベースカバーに入り右太ももを痛めIL入り。マイナーでの調整登板ののち、オールスター前に復帰できるか？

〈菊池雄星/エンゼルス〉
17試3勝6敗0S96.2回88安11本44球99振 責30率2.79
6月25日レッドソックス戦7回3安0本1球12振 責0（105-75）〇

　レッドソックス戦は7回105球零封で3勝目。通算防御率2.79はア・リーグ10位まで上昇してきた。

〈松井裕樹/パドレス〉
34試2勝1敗1S32.1回30安5本15球36振 責17率4.73
6月23日ナショナルズ戦1.1回4安2本0球1振 責3（25-19）
6月27日レッズ戦1回4安1本0球0振 責4（26-20）

　23日のナショナルズ戦、8回にマウンドへ上がると、1アウトは取ったもののウッドに3ランを打たれたのを現地で観た。この日2被弾自責点3、ペトコパークは静まり返った。2登板で防御率は1.73も下落した。立ち直れるか？

〈今永昇太/カブス〉
9試4勝2敗0S49.2回36安7本15球37振 責14率2.54
6月26日カージナルス戦5回1安0本1球3振 責0（77-49）〇

　5月4日に左太ももを痛めたが26日、約50日ぶりに復帰し、5回を零封し4勝目。まだシーズンは半分ある。

〈前田健太/タイガース〉
7試0勝0敗0S8回9安1本6球8振 責7率7.88

　5月1日にDFA（実質的な戦力外）に。カブスとマイナー契約を結ぶ。AAAアイオワカブスでは、22日は7回零封、28日は6回自責点3。ローテを維持している。

ダルビッシュがいよいよメジャー復帰か

　IL入りしているパドレスのダルビッシュ有は6月21日、5月以来の実戦形式のマウンドに上がり2イニングを投げて好感触。シルト監督は「復帰に向けて順調」と話した。

　マリナーズ傘下タコマの藤浪晋太郎は、8試合連続無失点を続けていたが17日にFAとなった。NPBも含めて、次の活躍の場を模索中。

　ナショナルズ傘下AAAロチェスターの小笠原慎之介は、脇腹痛でIL入りしていたが、6月18日にリハブ・アサインメント（リハビリのためのマイナー出場）となり、28日に再びロースターに復帰した。マイナー契約フィリーズ傘下AAAリーハイバレーの青柳晃洋は、17日、ディベロップメント・リスト入り。さらに26日にはAAレディングファイティンフィルズに。この日先発で4回を投げ4与四球も自責点0。乙坂智は藤浪晋太郎と同じAAAタコマでプレーしていたが6月28日にFAとなる。通算9試23打6安0本2点 率.261の成績だった。