同級生が今明かす大谷翔平へのホンネ「嫉妬したことはありましたか？」その答えは…花巻東チームメイトは、“高校生の大谷”をどう評価していたか 

小原　高校時代に限らず、今も打者としての能力の方が高いと思っています。小学校のころからずっとそう思っています。

――正直、大谷選手のあの才能が自分にもあればと、嫉妬したりしたことはありましたか？

小原　もちろんどちらを何かもらえるなら欲しいくらいですが、その才能を惜しみなく満足することなく追求するという彼のマインドがあったからこそのものかと思います。嫉妬より世界最高峰と言われてる選手と同じ時間を過ごせたことは大きな刺激になりました。

打者・大谷には「中1の秋から1回も打たれていません」

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――逆に当時の投手・小原が投手・大谷に勝っていた部分があれば教えてください。

小原　ボールが速いこと以外は勝っているなという感じはありました。コントロールや好不調の波が少なかった点です。大谷の球は速かったですが、その球も日常で見ているので、本当に速いのかどうか、自分の感覚がおかしくなっていて分からないという（笑）。

――ただ、人によっては速いだけで実は棒球だという投手もいます。

小原　球速自体は速かったですが、意外とバットには当てられていた印象もあります。

――他に勝っていた部分というと？

小原　イニングを投げる、アウトを重ねるということに関しては、当時は負けていないなという感覚はありましたし、何かで勝たないと僕自身の需要がないのでそこは重要視してました。

――高校時代の投手・小原が高校時代の打者・大谷と対戦するとしたら、どういう攻め方をしますか？

小原　カーブを連発します。実は中1の秋に打たれて以降、1回も打たれていません。高校に入ってからのチーム内対戦でも打たれた記憶がないのです。相性は良かった。小学校のときはボコボコにされていましたけど（笑）。

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