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田口真彩とのペア「一番ワクワクしました」 わたがしペア解散の渡辺勇大が“8歳年下の新星”と組んだ理由…本人が明かす「とんでもない成長力」
posted2025/06/05 17:01
現在は田口真彩との新ペアで新しい挑戦を続けている渡辺勇大
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
L)AFLO、R)Shiro Miyake
19歳の新星・田口真彩とのペアを結成した渡辺が、NumberWebのロングインタビューに応じた。そのダイジェスト版をお届けする。
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渡辺勇大は、パリ五輪で五十嵐有紗(旧姓東野)とともに2大会連続となる銅メダルを獲得。同年8月のジャパンオープンを最後に東野とのペアを解消した。
新たなパートナー選びで渡辺が最も大切にしたのは「わくわくし続けたい」という思いだった。その結果、浮上したのが田口真彩だ。
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「田口がいちばんわくわくしました。一緒に成長して、世界一になれるんじゃないかなと思ったのが大きな理由ですね」
「とんでもない成長力」8歳年下のパートナーとの関係性
田口は柳井商工高校時代に世界ジュニア選手権の女子ダブルスで優勝するなど将来を嘱望される選手だ。2024年春に西京銀行に入行し、同行の実業団チーム「ACT SAIKYO」に加入していた。渡辺との接点は限られていたが、高校生の田口との練習で渡辺は強い印象を受けていた。
「一回羽根を交えたときに、特に一生懸命であるのを感じました」
デビュー戦となった全日本社会人バドミントン選手権では準決勝に進出。その後、国際大会への出場など経験を重ねる中で、渡辺は田口の印象をこう語る。
「毎日変化してますね。とんでもない成長力だなって感じています」
8歳の年齢差があり、選手としてのキャリアも大きく異なるため、渡辺は東野とのペアでも重視してきた“コミュニケーション”についても課題を感じている。
「田口が遠慮してしまう部分はもちろんあります。田口は気遣い屋ですし。でもコートの中に入ったらフェアだと思っています」
「お互いが引っ張り合って勝ちにつなげられるように作り上げるべきだと思っています。まだそこの役割ができていないから、田口も気を遣ってしまったり、言い出せなかったりという部分があるので、そこはまだ僕自身の伸びしろでもあるかなと思います」
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