2025年M-1・連続インタビューBACK NUMBER
「ガリガリで今より15kg痩せていた」M-1王者たくろうが明かす“衝撃の出会い”…10年前のコンビ結成前夜「当時48kgぐらい、僕は完全にヤバい人でした」
posted2026/02/11 11:06
結成10年、初のM-1決勝で優勝したたくろう。赤木裕(ネタ作り担当、主にボケ担当、34歳)ときむらバンド(主にツッコミ担当、36歳、写真右)
text by

中村計Kei Nakamura
photograph by
Shigeki Yamamoto
◆◆◆
――たくろうというコンビ名はきむらさんが好きな木村拓哉さんと、赤木さんが好きなイチローさんを組み合わせた名前なんですよね。以前、赤木さんが「コンビ名の中でいちばんカッコいいと思う」と思いの深さを示していました。ファイナルジャッジの際、その名前が次々と現れるのを見て、どんな心境になりましたか。
赤木裕 いつもテレビで見ていた映像なので、現実味がなかったです。
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――1人目が「たくろう」、2人目も「たくろう」、3人目も「たくろう」だったんですよね。
赤木 3枚目くらいで優勝だって思いました。チュートリアルさんが(2006年に)優勝したとき、全部チュートリアルになったな、あれや、みたいな。
――4人目の山内(健司)さんはドンデコルテでしたが、残りの5人も「たくろう」でした。あの瞬間は、芸人人生の1つのクライマックスだったと思うのですが、最高に気持ちいいものなのですか?
きむらバンド まだ実感が湧かなかったですね。ほんまなん、これ? って。
――審査員の(博多)大吉さんが言っていましたが、毎度、赤木さんは初めてやっているかのようにセリフが出てくるじゃないですか。驚いて、ドギマギして。よくあんなに新鮮な演技ができますよね。飽きたりしないものですか?
赤木 あれが普通のしゃべりになってるんで。そこは何の違和感もなくできます。まあ、チラッと違うことは言ったりしていますけど。あのネタをやり続けるには、アドリブがないと、むしろおかしくなっていく気もするので。
オール巨人さんがホメる“愛媛の王様”
――きむらさんは松山大学時代、すでにイベントのMCを任されたり、営業でネタを披露したりと半分プロの芸人のようなことをしていたんですよね。自称「愛媛の王様」だったと。


