2025年M-1・連続インタビューBACK NUMBER
「77%オフ、5000円の柄シャツでM-1優勝」王者たくろうが明かす、“商店街セールで買った”衣装の話「相方の誕生日プレゼントで…10年ずっと着てます」
posted2026/02/11 11:04
結成10年、初のM-1決勝で優勝したたくろう。赤木裕(ネタ作り担当、主にボケ担当、34歳)ときむらバンド(主にツッコミ担当、36歳、写真右)
text by

中村計Kei Nakamura
photograph by
Shigeki Yamamoto
初のM-1決勝で優勝したたくろうのNumberWebインタビュー。大阪勢の優勝は2019年のミルクボーイ以来、6年ぶりだった。『リングアナ』のネタで「KSD 京都産業大学」「ETC 減速せず突っ込みます」など印象的なボケで、一気に会場の空気を変えた。そんな2人が語るM-1の舞台裏。【全3回の前編/中編、後編も公開中】
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――赤木さんはM-1チャンピオンの中で、史上、もっとも小さな声で爆笑をさらった芸人なんじゃないですか。
赤木裕 大きい声は物理的に出ないんです。大きい声を出せる喉じゃない。体質もそうですけど、似合わないですし。あのトーンでしゃべるしかなかったんです。
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――昔、関西の賞レースで審査員に「もっと大きな声でしゃべるところがあっても……」という指摘を受けていたのを見たことがあります。
赤木 声のトーンは変えられないので、ボケとツッコミを入れ替えたりとスタイルに関してはいろいろ試したんですけど、結局、もとに戻ったという感じです。
――2人は結成わずか3年目、2018年にM-1で準決勝まで勝ち進み、一気に注目を集めたわけですが、その頃は自分たちの漫才のことを「ハイスピード小声漫才」と表現していましたよね。
赤木 言ってたかも……。昔、けっこう早口だったので。
きむらバンド 確かに早かった。
赤木 なるべくいっぱい言いたいことを言うという感じだったので。無理矢理、詰め込んでる感じでしたね。
――今もそれなりに早くないですか?
赤木 今はだいぶゆっくりになりました。
「5000円で買った柄シャツだった」
――ただ、赤木さんのトレードマークである渋い色の柄シャツは、あのときと変わらないですよね。


