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[47発の思い出]クレイグ・ブラゼル「ZETTの看板をめがけて」
posted2025/04/29 09:01
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ブラッド・レフトンBrad Lefton
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JIJI PRESS
2010年にシーズン47本塁打を打った助っ人は故郷で暮らす今も阪神愛を忘れない。インタビューで当時の活躍を振り返った。
米国南部のアラバマ州オーバーン。日本人がほとんどいない街に一台の不思議な車がある。そのキャデラック・エスカレードのナンバープレートには「YAKYU」というローマ字が入っているのだ。
そのSUVの持ち主は割増料金を払ってまで、この5文字の組み合わせを選んだ。街の住人にとっては意味不明だが、持ち主にとっては思い出が詰まった言葉なのだ。
その持ち主は2009年から4シーズン阪神でプレーしたクレイグ・ブラゼル。1998年にドラフト5巡目でニューヨーク・メッツに指名されてから日米合わせて17年間のキャリアの中で、タテジマを着用した期間が最も印象に残っているという。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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