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メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
やはりトレード濃厚か「ヨシダは弾き出された…」吉田正尚31歳レッドソックスでなぜ冷遇？「打撃はいい感じ」なのに“負傷者リスト入り”の現実
text by
杉浦大介Daisuke Sugiura
photograph byJIJI PRESS
posted2025/03/27 11:04
オープン戦後、取材に応じるレッドソックスの吉田正尚（31歳）
吉田にはまだ逆襲の青写真は残っている。
昨季に確かな守備力を誇示したものの、544打数151三振、出塁率.274と打つ方では粗さが目についた24歳のラファエラの成長度がポイントになるというのがエイブラハム記者の見方のようだ。
「ラファエラは昨季、打撃面では苦しんだ。今季も継続して出塁率が低いようであれば、チームはデュランをセンターに置き、レフトにはマサとロブ・レフスナイダーをプラトーンで配置したいと思うかもしれない。だから大部分はラファエラ次第。あと故障者が出るかどうか。マサが打撃でアピールできるようになれば、打数が徐々に増えることも考えられる。同時にシーズン中のトレードでマサにとってより良い環境を見つけられる可能性も出てくる」
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トレード要員との話も以前から出ているが、メジャーにおける他チームへの移籍は必ずしもネガティブな出来事ではない。吉田に関してもトレードとなればベターに働く可能性はある。とはいえ、そうなるとしてもまずはコンディションが万全に近いとアピールすることが先決。
エイブラハム記者は「現実的にマサがフィールドに立つまでにはまだ時間がかかるだろう」と指摘しており、実際に長い戦いが待ち受けているのだろう。
