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森保一監督はなぜ(ときに)厳しく叱るのか…「時間を守る」「内部の問題は内部で解決する」「SNSに注意する」日本代表に課す“3つだけのルール”

posted2026/05/30 11:02

 
森保一監督はなぜ(ときに)厳しく叱るのか…「時間を守る」「内部の問題は内部で解決する」「SNSに注意する」日本代表に課す“3つだけのルール”<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

森保一監督(57歳)。北中米W杯に向けた練習で

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木崎伸也

木崎伸也Shinya Kizaki

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Kiichi Matsumoto

森保一監督というと、マジメで優しそう――そんなイメージがある。だが、それだけでは世界で勝てない。新刊『逆転監督 森保一』(著:木崎伸也)は、2年半以上の徹底取材と複数回の本人インタビューから、森保監督の“したたかな勝負師”としての顔に迫った一冊だ。発売前重版が決まり、早くも話題になっている。そのなかから、森保監督が代表選手に厳しく言った日のことを紹介する。【全2回の後編/前編も公開中】

 森保監督がチームに課す3つのルールとはどんなものか? 2025年1月のインタビューでこう明かした。

「チームにとって許容できない線を越えたら必ず話をします。今、日本代表で選手たちに課すルールは、『時間を守る』『内部の問題は内部で解決する』『SNSに注意する』の3つのみです。

 課しているのはそれだけですが、大前提として1人ひとり個性が違う中、みんなが成長できるように、心地よく快適に生活できるようにピッチ内外で行動していこうと伝えています。

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 厳しく指摘するのは年に2、3回もありませんが、おおよそ次のように訴えます。『いろんな個人の思いがある中で、何のために戦っているのか。日本のために戦っているということは忘れないでほしい。試合で起用されても起用されなくても、選手個々の成長に絶対170つながると確信しているから、みんなのことを招集させてもらっている。個人の価値を上げるという考えだけの人は、それはクラブでやってほしい』というような内容です。

 ピッチ上に11人選手がいる中で、特定の1人を取るのか、残り10人を取るのか。チームの活動で言えば最近は27人を招集しているので、特定の1人を取るのか、残り26人を取るのか。答えは明らかです」

「お前、何を言うとるんじゃ!」2度叱られたマツダ時代

 厳しく投げかける側にもエネルギーが必要で、活動ごとに選手を集める代表チームでは叱責は合理的ではないという見方もあるだろう。当該選手をひっそり招集外にすることも可能なのだ。

 だが、森保監督はできる限り向き合おうとする。なぜか?

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