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「井上尚弥から逃げた…に反論は?」26歳サム・グッドマンが激白、東京ドームの真相と“井上陣営”への本音「正直、無礼だなとも思うが」
text by
杉浦大介Daisuke Sugiura
photograph byHiroaki Yamaguchi
posted2024/12/10 11:01
東京ドームのリングに上がり、井上尚弥との対戦に意欲を示したサム・グッドマン(今年5月)。しかし、その後、すでに別の試合が決まっていたことが発覚した
――最後にもう一度、井上戦に向けた意気込みを聞かせてください。
グッドマン まだ井上に勝った選手は誰もいない。それほどの王者と対戦できるというチャレンジにワクワクしている。「頂上は高すぎる」と誰もが考えていることはわかっているが、それによって私の闘志はかき立てられる。私も世界最高級のボクサーであると示し、オーストラリアにベルトを持ち帰りたい。厳しい試合になることはわかっているが、勝つための戦い方をするつもりだ。
――5月の来日時には「和牛ステーキを楽しみたい」という話もしていました。今回はクリスマスイブの試合になりますが、終了後は何日か日本に滞在するのでしょうか?
グッドマン もちろん試合まではボクシングに完全に集中するが、試合後はオーストラリアから来てくれる人々と一緒に過ごすつもりだ。日本に数日間残り、和牛ステーキ、鉄板焼きを食べるのを楽しみにしている。特に私はステーキの大ファンだから、日本の人たちにおすすめの場所があったらぜひ教えてほしい。寿司も好きだが、和牛は私にとって特別な食べ物なんだ(笑)。