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ボクシングPRESSBACK NUMBER
井上尚弥vs中谷潤人「中谷がダウンを奪う可能性は十分ある」英国人記者が期待する“クレイジーな展開”「それでもモンスターへの逆張りはできない」
posted2026/03/07 11:02
記者会見で意気込みを語る井上尚弥
text by

杉浦大介Daisuke Sugiura
photograph by
Hiroaki Finito Yamaguchi
全世界待望の一戦はいったいどんな戦いになり、そしてどちらが勝ち残るのか。リングマガジンの編集人を務める英国人ライター、トム・グレイ氏に一足早く展開、結果予想をお願いした。そのシナリオはかなり衝撃的なもの。ここでグレイ氏が想定した通りのバトルになるなら、今戦はその試合内容でも歴史的なものとして語り継がれることになるかもしれない。(以下、トム・グレイ氏の一人語り)
中谷潤人の苦戦
昨年12月、サウジアラビアでのセバスチャン・エルナンデス戦でナカタニが苦戦したことで、イノウエとの対決の格が下がったようなことを言う人がいる。その点を過剰に取り上げている人たちに言っておきたいことがある。
まず第一に、エルナンデスは本物の強者だったということ。それと同時に、スタイル的にはイノウエとはまったく別物だということ。あの試合はナカタニにとってスーパーバンタム級での初戦で、そして議論の余地はあるが、エルナンデスはおそらくあの階級で最もフィジカルが強く、最もタフな選手かもしれない。あらゆるパンチを受けても前に出続けた。本当に驚異的なパフォーマンスだった。
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そういった背景があるのだから、私はあの試合内容を必要以上に深読みしない。イノウエはナカタニ戦でエルナンデスのような戦い方はしないし、ナカタニもイノウエに対してエルナンデス戦と同じ戦い方はしない。だから私は、あの試合を今回の比較材料にするのは無意味だと思っている。
それらを断っておいた上で、私には昔からよく言ってきたお気に入りのコメントがある。

