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「サン・シーロに心が震えた」
長友が“ネラッズーロ”をまとった夜。 

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弓削高志

弓削高志Takashi Yuge

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photograph byREUTERS/AFLO

posted2011/02/07 12:35

「サン・シーロに心が震えた」長友が“ネラッズーロ”をまとった夜。<Number Web> photograph by REUTERS/AFLO

アジア杯の頃から移籍で悩み「寝れない夜もあった」。

 インテル一筋20年の現役生活を送り、選手・OBから“大叔父”と慕われる御意見番のベルゴミ(現・衛星チャンネル『SKYイタリア』解説者)は、やはりサイドバック経験者として「長友のスピードはむしろ守備面、プレスの強さやマークで活きる」と看破している。

 セリエAの残り14節、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント、そしてコッパイタリア準決勝、インテルにはすべてのコンペティションでハードなゲームが残っている。

 試合後、チェゼーナへの完全移籍の話が出た頃からずっと悩み続け、「寝れない夜もあった」と明かした。だが、新天地でのデビューを果たした今、もう長友には臆するものはない。

「世界一のサイドバックになるために(目標だったマイコンとは)切磋琢磨してやっていく。もう憧れとは言いたくない。スクデットは獲りたい。世界一になるためにこのクラブを選んだ。そのために、まずイタリアで優勝する」

 ロスタイムを含めても、わずか18分間。

 しかし、その濃密な18分間は、長友佑都をまた一段高いステージへと引き上げた。彼は、観る者が追いつかないほどの凄まじいスピードで成長を続けている。

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