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[プロフェッショナル解説]第1戦 DeNA 3-5 ソフトバンク「ベイ打線を封じた有原のインコース」~権藤博の“Kill or be Killed”~
posted2024/11/08 09:00
text by
酒井俊作Shunsaku Sakai
photograph by
Nanae Suzuki
7年ぶりの顔合わせ。ソフトバンク先発の有原は2回、満塁で打席に立つと2点適時打を放ち、投げても7回4安打無失点の好投。9回には今宮の適時二塁打で川村と周東が続けて生還(写真)し、突き放した。DeNAは抑えのオスナから3点を返すも反撃が遅かった。
予想外のスタートになった。ソフトバンクの有原には失礼だが、2回にライト前に打った2点タイムリーは「まぐれ当たり」だ。DeNAにとっては甲斐への申告敬遠で2死満塁にしてから投手に打たれて、最悪の滑り出しになってしまった。
DeNAの三浦監督が申告敬遠を選択したのは、次が投手だからやむを得んよ。投手の打球はあそこしか飛ばん。一、二塁間をもっと寄せてもいいと考えていたが、あれだけ速い打球なら捕れない。それにしても強烈な「まぐれ当たり」だった。