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「TV中継には映らなかったが…」大谷翔平がタオルで汗を拭われ登場、その時真美子夫人は…? 現地で目撃した“レッドカーペットの舞台ウラ” 

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水次祥子

水次祥子Shoko Mizutsugi

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photograph byJIJI PRESS

posted2024/07/20 11:00

「TV中継には映らなかったが…」大谷翔平がタオルで汗を拭われ登場、その時真美子夫人は…? 現地で目撃した“レッドカーペットの舞台ウラ”<Number Web> photograph by JIJI PRESS

大谷翔平と真美子夫人の登場で、レッドカーペットはこの日一番の歓声に包まれた

 カーペットはグローブライフフィールドの正面入り口前に敷かれ、約100メートルはあろうかという距離。進行方向に向かってカーペット沿いの右手は一般向けの観覧スペース、左側が報道陣用の取材スペースになっており、選手はファンの記念撮影やサインに応じたり、いくつも分散しているテレビカメラの前で立ち止まって取材を受けたりしながらゆっくりと進み、ゴールの球場入り口まであでやかな姿を披露しながら歩く。

 大谷と真美子さんが登場すると、この日一番大きな歓声が上がった。男性、女性、子どもたちとあらゆるファンから「オオタニー!」「ショウヘイ!」と叫び声が上がり、歩みを進めていくとまた別の一角から絶叫。手をつないで歩く大谷夫妻に、黄色い声が飛び続けた。

カメラが回る前にタオルで汗を拭われ…

 ところどころでインタビューのリクエストにつかまりながらようやく終着地点に近づいてきた大谷は、最後にステージに上がった。米野球専門テレビ局MLBネットワークがインタビューのために設置したステージで、人気選手はそこに呼ばれインタビューを受けることになっており、大谷ももちろんお声がかかった。ちょうどレッドソックスのジャレン・デュラン外野手がインタビュー中で、それがなかなか終わらず、酷暑の中5分ほど待機してステージに上がると、カメラが回る前にADの女性からタオルで顔をポンポンと軽くたたかれ汗を拭ってもらっていた。

 テレビカメラには映っていなかったが、大谷が壇上でインタビューに答えている最中には、真美子さんがステージの後ろでずっと待っていた。約5分のインタビューが終了しようやく終着地点到着と思ったら、最後の最後に殿堂入り投手のペドロ・マルティネスにつかまったが、それを終えると今度こそ終了しスタジアムの中へ。15分以上は気温38度の屋外にいたことになり、しかもスーツを着込んだ状態。スターも大変だ。

【次ページ】 取材記者が目撃した「過去に1度も見たことがない」光景

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大谷翔平
ロサンゼルス・ドジャース
今永昇太
シカゴ・カブス

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