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「これは一発回答では」パリ五輪の左WGは斉藤光毅で決定? “45分”で別格認定…三戸舜介とのコンビも良好「しゅんちゃんとは良い関係築けてる」
text by
了戒美子Yoshiko Ryokai
photograph byAP/AFLO
posted2024/06/18 11:01
“最終テスト”のアメリカ戦で存在感を発揮した斉藤光毅(22歳)。横浜FC時代の2018年に16歳でJデビュー、三浦知良との35歳差2トップで話題を集めた
大岩監督も、その成長ぶりを高く評価する。久々の招集となった斉藤と三戸への評価は、という質問にこう答えた。
「あれくらいのパフォーマンスは当然だと思うし、彼らも当然だと思っていると思う。この遠征前にも言いましたけれども、選手も刺激をくれて、チーム力が上がっていくと思うので、彼らが良かったがゆえに、そのまわりの選手たちに影響を与えてくれていると思うので、それも含めて、オリンピックへの………、活かしたいなと思うんですよね」
オリンピックのメンバー選考の材料として活かしたいのか、本番で活かしたいのか、レコーダーを聞き返してもノイズでよくわからなかったのだが、ともかく高く評価していることが伝わる。
“たった45分”でも一発回答
斉藤自身はアメリカ戦でのパフォーマンスについては一長一短あったとしている。良かった部分は突破からのチャンスクリエイトができたこと。
「突破などは出していかないといけないと思って、僕の特徴として。そこを出せたのは良かったと思います」
一方でこの試合は45分での交代となった点はマイナス要素だ。
「もうちょっとやりたかったなとすごい思いました。ちょっと悔しかったです。監督から?『お疲れ』って言われました(笑)」
だが、この45分のみの出場こそが、メンバー選考の材料としてはもう十分というサインにも見えたが、果たしてどうなるのだろうか。
パリオリンピックに臨む18人は、7月3日に発表される。