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「イノウエは危険だ…恐怖心がある」ネリが思わず語った本音…取材記者が見た敗者ネリ“意外な素顔”「井上尚弥は過大評価されている」発言のウラ側 

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田中仰

田中仰Aogu Tanaka

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photograph byHiroaki Yamaguchi

posted2024/05/09 17:15

「イノウエは危険だ…恐怖心がある」ネリが思わず語った本音…取材記者が見た敗者ネリ“意外な素顔”「井上尚弥は過大評価されている」発言のウラ側<Number Web> photograph by Hiroaki Yamaguchi

5月6日、井上尚弥vsルイス・ネリ。筆者は来日から2週間、ネリを取材した

「いいボクサーだが(私は)勝っていると思う」「井上はパウンド・フォー・パウンドでNo.1ではない」

「グレートなボクサーだが、過大評価されている。(前回相手の)タパレスに10Rまでもつれたこと(がその根拠)」

 普通に戦えば勝ち目はない。その厳然たる力量の差をネリは誰よりも理解していた。だが、その事実を受け入れてしまえば、勝ち筋は完全に消える。そこへ行くと、ネリの発言は一貫していた。この3週間、私が見たネリは、「自信過剰な悪童」もしくは「山中戦から改心した優等生」といった単純化されたキャラクターではなかった。井上を過大評価と言い放ちながら、恐怖心があるとも漏らした男。それがネリだった。そして井上尚弥という怪物に対峙する挑戦者として、そのメンタリティはどこまでも正しいものに思えた。

◆◆◆

「えっ、何も聞いてないんですか?」……続きでは、密着記者が目撃した“敗者ネリの異変”を綴る。

<続く>

#2に続く
「えっ、何も聞いてないんですか?」“敗者ネリの異変”を密着記者は見た…井上尚弥への恐怖心「ネリ、もう立ち上がるな…」思い出した3人の娘

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