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中村敬斗23歳が楽しむフランス生活「ナチュラルな自分が一番いい」戦友・伊東純也の話題プラス…水沼貴史と大盛り上がりの“意外なネタ”って? 

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水沼貴史

水沼貴史Takashi Mizunuma

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photograph byDaisuke Nakashima

posted2024/03/27 17:01

中村敬斗23歳が楽しむフランス生活「ナチュラルな自分が一番いい」戦友・伊東純也の話題プラス…水沼貴史と大盛り上がりの“意外なネタ”って?<Number Web> photograph by Daisuke Nakashima

スタッド・ランスでの中村敬斗。ナチュラルな笑顔が23歳らしい

中村 高卒からプロに行く選手は少ないのですが、Jクラブのアカデミーではなかった分、結果的に多くの選択肢を持つことができました。しっかり考えて、ガンバ大阪に決めることができたと思っています。

水沼 三菱養和で敬斗君の先輩にあたる相馬勇紀(カーザ・ピア)もそうだよね。三菱養和の指導者の方々には、とても熱心な印象があって。Jクラブの方々とは持ってるプライドがちょっと違うような気もします。

中村 そうですね。とにかく楽しかったです、毎日練習が楽しみで。

水沼 実はS級ライセンスを取得するとき、(三菱養和のグラウンドがある)巣鴨で朝練習していたんですよ。そこで生方(修司)さんにお世話になりました。

中村 僕も中学生の頃に生方さんに指導してもらい、今でも連絡を取っています。高1から2年までは増子(亘彦)さん。(増子さんは)熱い監督で、高1からスタメンでガンガン出ていくつもりだったんですけど、好きなことばかりやっていたら試合に出させてもらえなかった。途中出場したときに必ず結果を出すようになってから、ようやく先発で使ってもらうようになって。

水沼 個性を伸ばすといっても、わがままではダメだよってことだね。大事なことをしっかりと教えてもらえる環境で育ちましたね。

中村 間違いなく、三菱養和は自分の長所を伸ばしてくれたクラブだと思っています。

食生活など“あまりストイックにしない”ワケ

水沼 フランス生活に話を戻すと、食生活はどうですか?

中村 それが実は……あまりフレンチが好きじゃなくて。

水沼 アハハ。それは、もったいないなあ(笑)。

中村 家では日本食が多いです。シェフの方に作ってもらっています。

水沼 海外に行ってから食生活に気を使うようになった?

中村 お菓子を食べすぎない、程度ですね(笑)。頑なに何をしないとか何を食べないとかはないですね。

水沼 ストイックになりすぎないようにしている?

中村 海外でやっているうちに、そうなったという感じです。移籍したばかりの頃、それこそオランダやベルギーにいたときはストイックに節制していたんです。自炊して、できるだけ揚げ物を取らないように、とか。ただ、自分にはあまり良くないなと感じて。

水沼 ストレスになっていた?

中村 というより、それがパフォーマンスにつながっているのかと疑問に思ったんです。制限を設けずにパフォーマンスが上がればそっちの方がいい。立ち止まったタイミングで結果が出たわけではないんですが、試行錯誤しながらメンタリティも徐々に変化していきました。

身体づくりも「ナチュラルな自分が一番いい」

水沼 身体づくりはどう? 180cmと日本人アタッカーの中では身長があるほうだけど。

【次ページ】 英語はある程度、フランス語はサッカー用語を

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