水沼貴史のNice Middle!BACK NUMBER
中村敬斗23歳が楽しむフランス生活「ナチュラルな自分が一番いい」戦友・伊東純也の話題プラス…水沼貴史と大盛り上がりの“意外なネタ”って?
posted2024/03/27 17:01
text by
水沼貴史Takashi Mizunuma
photograph by
Daisuke Nakashima
純也君とは“8歳差”ですが一番仲が良いんです
水沼 ランスはパリからちょっと離れているのかな。
中村 電車1本で行けて、だいたい40分くらいです。立地はかなりいいところだと思いますね。ランスは今シーズンから新しい施設になりましたし、PSGには及ばないですが(笑)、トレーニングセンターも充実していてジムも素晴らしい。これまで所属したクラブでは一番施設が整っていると思います。
水沼 さっき、日本代表で久保建英や菅原由勢といった同世代の選手と仲が良いと言っていたけど、ランスでもチームメートの伊東純也とはどんな感じ?
中村 そうですね、同世代ともよく話をしますが。日本代表を含めて一番仲が良いのは純也君なんです。今は一番長い時間を一緒に過ごしています。年齢は離れていますが(現時点で8歳差)、アドバイスというよりは普通に仲良くさせてもらっていますね。いろいろありましたが、フランスでは試合で活躍していますし(※伊東は3月9日のPSG戦で先制点の起点になり、17日のメス戦でも決勝点を奪うなどレギュラーとして出場機会を確保している)、良かったなと思っています。
水沼 なるほど、お互いに好影響があるのならよかった。スタジアムに入る時、いつもサポーターに囲まれているよね。ハイタッチしながら会場に入っていく映像を何度も観ています。
中村 現地でプレーしていると……ランスのサポーターはリーグアンの中ではそこまで熱狂的ではないんですよ。プレッシャーもそこまでシビアではないかなと。
LASKでのゴールラッシュにあった背景とは
水沼 前に所属していたLASKリンツの方がすごかった?
中村 リンツはオーストリアで常に3位以内にいたクラブなので、負けたときのバッシングは激しかったです。でも、ほとんどの試合でゴールを決めて勝っていたので、このシーズンは気持ち良い1年ではありました。
水沼 その2022-23シーズンはリーグで14点。カップ戦も合わせると17得点。信頼を勝ち取った証ですね。