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酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
祝・大谷翔平結婚!「落合博満・信子夫人は三冠王」「イチローと弓子夫人、鈴木誠也&畠山愛理夫妻は…」“結婚1年目の大打者”を大調査
text by
広尾晃Kou Hiroo
photograph byNanae Suzuki/JIJI PRESS/Makoto Kenmizaki
posted2024/03/03 11:00
祝・大谷翔平結婚!鈴木誠也や落合博満ら強打者の「結婚して1年目」成績はどんな感じ?
2008年:松井秀喜の成績(ニューヨーク・ヤンキース)
93試合337打数99安打9本塁打45打点0盗塁、打率.294
前半戦は殊勲打も多く、好調だったが、両ひざに不安もあり規定打席に到達せず。
翌09年は規定打席に到達し28本塁打90打点と復活。ワールドシリーズでは大投手ペドロ・マルチネスから決勝打を打つなど活躍しMVPに輝いたが、この年に放出される。以後、エンゼルス、アスレチックス、レイズと移籍して38歳で引退した。夫人はメディアに出ることはないが、ニューヨーク・ヤンキース特別アドバイザーの松井秀喜を支えているものと思われる。
鈴木誠也と畠山愛理は“2日違いの誕生日”
〈鈴木誠也〉
二松学舎大学附属高時代は投打で活躍するも甲子園出場はなし。12年ドラフト2位で広島に入団すると野手に専念。
16年にレギュラーになり打率.335(2位)と頭角を現し、確実性と長打力を併せ持つ屈指の右打者として活躍する。
19年8月17日、リオデジャネイロ五輪の新体操団体のメンバーで、NHKなどでスポーツコメンテーターを務めた畠山愛理さんと入籍。2人は同い年、誕生日も夫人が8月16日、鈴木が18日と2日違いであり、2人の誕生日の「間の日」である17日に入籍した。
2020年:鈴木誠也の成績(広島東洋カープ)
118試合430打数129安打25本塁打75打点6盗塁、打率.300(8位)
新型コロナウィルス禍でもあり、調整に苦しんだが何とか3割をキープ、ベストナインに輝く。翌21年、打率.317で2度目の首位打者を獲得すると、オフにポスティングシステムでのMLB移籍を表明、シカゴ・カブスに移籍した。2年目の2023年は故障によってWBCには出場できなかったが、日本人右打者として初めて20本塁打を記録した。
今季は、同い年の大谷翔平が同じナショナル・リーグに移籍、ライバルとしての競り合いが期待されるところだ。
MLBに移籍する日本人選手にとっては、家族のサポートは重要だ。大谷翔平も伴侶を得て、さらに飛躍するのではないか。
<つづきは投手編。大谷独占インタビューも>