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猛批判された森保ジャパン敗戦史…南野拓実「ゴールの意味は…ないッスね」、鎌田大地「イージーなミスが」と悔いた“しくじりの教訓”
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byTakuya Sugiyama
posted2024/01/25 17:01
2019年アジア杯イラン戦のスタメン。今大会のメンバーには南野拓実、遠藤航、堂安律、冨安健洋が名を連ねている
ボールは支配すれど、ゴールの匂いがしない。守備重視のコスタリカ相手に攻めあぐねた日本は流れをつかめず、試合終盤の81分にミスの連鎖からゴールネットを揺らされ、0-1で敗戦。ドイツ戦で沸いた世間は“批判ムード”へと手のひら返しになった。
つづくスペイン戦での逆転勝利で結果的に“帳消し”となったものの、鎌田が日本代表として戦うことの責任をにじませながら「僕個人もチームとしても、イージーなミスがすごく多かった」と語ったコスタリカ戦は、今後のW杯でさらなる上を目指すために看過できない敗北だったといえる。
“鎌田なし”でも陣容が組めるメンバーだからこそ…
鎌田は所属するラツィオで苦境が続いており、今回のアジア杯では“メンバー落選”となった。とはいえアジアを代表するプレーメーカーの1人を招集せずとも戦える豊富な陣容を現日本代表はそろえている。
決勝トーナメント以降はさらにタフな戦いが予想される。直近のイラク戦を含めて、たびたび喫した敗戦を教訓にしつつ……コンディションを整えて“一戦必勝の態勢”を構築するはずと願いたい。