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「そうだ、大谷さんを観にいこう」驚きのチケット代…人生初“メジャーを生観戦”してきた「チケット手数料が高すぎ」「潜入ツアーが面白い」
text by
YukoYuko
photograph byNanae Suzuki
posted2023/07/21 11:02
大谷翔平とエンゼルスを観戦するためアメリカへ行った、ある社会人の旅行記
お手頃なのに超充実“潜入ツアー”
翌7月3日は夕方から試合開始だったが、その前に行きたいところがあった。アナハイムにあるエンゼル・スタジアムだ。今回の旅程にエンゼルスのホーム試合はない。しかし、試合のない日には「スタジアム見学ツアー」に参加できる。MLB公式で見学チケットは購入済みだ。
サンディエゴからレンタカーで1時間30分(運転は好きなほうである)。高速を降りてすぐ、おなじみの「赤ヘルメット」のエントランスが見えてきた。なんだか感動。ツアーは約15人1組で始まった。単にゆったり球場内をめぐり歩くツアーかと思ったらそうではなく、TVの放送席、記者会見席(ネビン監督が試合を振り返るところ)、ビジターチームのロッカールーム、室内打撃練習場、大谷選手が試合後に囲み取材を受ける廊下、といった舞台裏へどんどん進む。いわゆる「潜入」って感じだ。
最終的にはグラウンドに降り立たせてもらった。とても貴重な体験ができ、来て本当によかった。このツアー、たったの12ドルなので、エンゼルスファンには強くおすすめしたい。このあとスタジアムの近くのアウトレットモールやオレンジカウンティの「オールドタウン」にあるおしゃれカフェ(激混み)に立ち寄って、サンディエゴに戻ってきた。いざメジャー初観戦、ペトコ・パークへ!
〈つづく〉