「あっ、通訳の一平さんだ」大谷翔平とエンゼルスを“超いい席”で生観戦「総額いくら？」「大谷へのドジャースファンの歓声が小さいナゾ」

エンゼルス「ベンチ上」の特等席から…

　メジャー生観戦1試合目と2試合目の間に訪れたヨセミテ公園は、さすがに素晴らしかった。ごうごうと流れる川と滝。そそり立つ岩壁。そして人、人、人。よくわからないが、日本でいえば富士山みたいな一大観光スポットだった。たくさんのトレッキングコースがあり、早朝と夕方に山道をあちこち歩いた。そのさなかに、大谷翔平選手が爪の不調で途中降板したこと、トラウト選手が手根骨の骨折で長期離脱しそうだ、というショッキングなニュースが飛び込んできた。「マジかぁ……」と少しへこんでしまった。

有名なヨセミテ滝。マイナスイオンが飛ぶ（写真=筆者提供）

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　気を取り直し、7月6日フレズノ・ヨセミテ国際空港から飛行機で最終目的地のロサンゼルスへやってきた。ドジャー・スタジアムまで徒歩10分程度の小規模なチェーンホテルにチェック・イン。試合後にUberやシャトルバスに長い列ができるとの口コミを読んで、徒歩圏内のこのホテルを選んだ。周りにコンビニなどがないことが難点だったけど。

ドジャースタジアム徒歩圏のホテルは少ない。「Super8」というホテルに泊まった。快適でした（写真=筆者提供）

「本物だ…」一平さんも発見

　7月7日、ドジャース戦当日。今日の目玉は、なんと言ってもエンゼルスのベンチ上の席を確保していることだ。いつも応援している選手らを間近で見たいと思い、思い切ってこの席を買った。事前情報では、まずビジターチームが早めに打撃練習を始めるとのこと。2時間前からの開場に並び、すぐフィールドへ向かった。すると大谷選手、まさにちょうど打撃練習を開始！　屋外での打撃練習をあまり行わないとされているので、見られたのはかなりラッキーかも。そして飛ばす飛ばす。

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