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大谷翔平が“年下にリスペクトされまくりな日々”未来の侍候補「打撃練習で鳥肌が」、エンゼルス傘下の25歳「野球、あらゆる人に対して…」
posted2023/06/20 17:01
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Nanae Suzuki
<名言1>
大谷さんのアドバイスで自信を持っていけました。
(大勢/NumberWeb 2023年4月9日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/857100
◇解説◇
2023年3月に行われたWBC、2009年大会ぶりとなる優勝を果たした侍ジャパンを文字通り先頭に立って引っ張ったのは大谷翔平だった。投打二刀流での圧倒的パフォーマンス、野球史に刻まれたアメリカとの決勝戦、マイク・トラウトとの“最終決戦”など見せ場をこれでもかというほど作り、大会MVPに輝いた。それとともに年齢を分け隔てない姿勢でチームを一体化させ、自らが得た経験値を惜しむことなく若き選手たちに伝えていた。
その1人が巨人の大勢だ。
昨季はルーキー歴代最多記録に並ぶ37セーブをマークし、新人王のタイトルを獲得した。その勢いを駆ってWBC日本代表に招集されると、決勝のアメリカ戦で2点リード時の7回を任され、ダルビッシュ有→大谷へと栄光のリレーをつないだ。
そんな大勢は侍ジャパン合流直後だった大谷に「強いボールを投げるね」と声を掛けられるなど交流が始まり、課題としてとらえていた左打者対策なども大谷から助言をもらったそうだ。
今季の大勢は、巨人の交流戦日程終了時点で13セーブを挙げている。WBCでの激闘を含めて長期間のシーズンとなるが、6月29日に24歳となる守護神は2年目のジンクスという表現を吹き飛ばすような活躍を見せられるか。
ロッテ藤原が「鳥肌を立つ感覚」を覚えた瞬間とは
<証言2>
鳥肌が立つ感覚を久しぶりに感じました。
(藤原恭大/NumberWeb 2023年4月18日配信)
https://number.bunshun.jp/articles/-/857189
◇解説◇
打者・大谷も侍ジャパンで年下の選手たちに大きなインパクトを残している。証言したのは現在ロッテの主軸として活躍する藤原である。