「そうっすね。で、6番・センターはヌートバー選手、7番・ファーストは山川（穂高）さん、8番・ショートは源田（壮亮）さん、9番・キャッチャーは甲斐（拓也）さん。こんなところですかね？　でも、『これで！』とは言えないですよ。ここで出してない選手も魅力的ですからね」

――糸井さんが出場された第3回大会であれば、4番・キャッチャーでキャプテンの阿部慎之助選手など、各大会で必ずグラウンド内外で中心となる選手がいました。「超人ジャパン」では誰が適任でしょうか。

「チームをまとめるリーダー的な存在だと、やっぱりダルビッシュさんですね。メンバーのなかで年齢が一番上なのもあるし、代表合宿から兄貴分として後輩ピッチャーたちに慕われていることもありますし。報道とかでそういう姿を見ると、『すごいなぁ』って思います。プレーを含めて一番期待してますね」

ダルビッシュは「最初に電話くれた」

――糸井さんは日本ハム時代にダルビッシュ選手とチームメートでした。

「寮に住んでた時から仲良くしてますよ。去年、僕の引退報道が流れて最初に電話くれたの、ダルビッシュさんでしたから。『ヨッピー、本当に辞めるんですか？』って（笑）。よう気遣いできるし、心の温かい男です」

日本ハム時代のダルビッシュ©BUNGEISHUNJU

――懇意にする糸井さんから見て、ピッチャーとしてのダルビッシュ選手のすごさを挙げるとすればどこになりますか？

「常に向上心があるし、もっとよくするために追求したり、失敗を恐れずチャレンジしてるところですかね。36歳になって、最高峰のメジャーで16勝っすよ！　エグいっすよね。ダルビッシュさんに関しては、いちファンとして応援させてもらってます」

メジャー通・糸井の注目選手

――海外に目を移しても、その最高峰のメジャーリーグで超一流と呼ばれる選手たちが数多く参戦します。

「やばいっすよね！　アメリカとかかなり本気っぽいですし」

――昨シーズン、ナショナル・リーグのホームラン王となったフィリーズのカイル・シュワーバー選手、大谷選手のチームメートであるマイク・トラウト選手など、こちらも超人揃いです。

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