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「イクイノックスはGIを何勝するの?」「ソダシ連覇の可能性大」2023年“平地GI全24レース”の勝ち馬を、“無茶ぶり徹底予想”してみた
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byPhotostud
posted2023/01/29 11:02
2022年は天皇賞・秋と有馬記念を制し、主役に躍り出たイクイノックス。今年はGIを何勝するか?
イクイノックスはGIを何勝する?【安田記念~マイルCS】
安田記念(6月4日、東京芝1600m)
ドウデュース(牡4歳、父ハーツクライ、栗東・友道康夫厩舎)
出てくれば、一昨年の朝日杯以来のマイル戦となる。右手前から替えずに走ることが多く、前進気勢が強いので、左回りのマイルは絶対にいい。 (A)
宝塚記念(6月25日、阪神芝2200m)
イクイノックス(牡4歳、父キタサンブラック、美浦・木村哲也厩舎)
ドバイからの帰国初戦になると思われるが、主戦のクリストフ・ルメールが「ベストの距離」という舞台だけに格好はつけてくれるはず。 (A)
スプリンターズステークス(10月1日、中山芝1200m)
グレナディアガーズ(牡5歳、父フランケル、栗東・中内田充正厩舎)
3年前の朝日杯の覇者。阪神カップで一昨年1着、昨年2着に来たように力は衰えていない。 (C)
秋華賞(10月15日、京都芝2000m)
リバティアイランド
春の二冠を勝って三冠のかかる一戦になっている可能性も。ただ、切れすぎるので、オークスでは僅差の2、3着に敗れ、ここで悔しさを晴らすような気がする。(B)
菊花賞(10月22日、京都芝3000m)
キングズレイン(牡3歳、父ルーラーシップ、美浦・手塚貴久厩舎)
ホープフルステークスで、外からメンバー最速の上がりを使って3着。距離が延びても息の長い末脚を使いそうなタイプ。 (C)
天皇賞・秋(10月29日、東京芝2000m)
イクイノックス
凱旋門賞に向かっていなければ、ここを連覇するシーンが目に浮かぶ。問題は出てくるかどうか。(A)
エリザベス女王杯(11月12日、京都芝2200m)
ライラック(牝4歳、父オルフェーヴル、美浦・相沢郁厩舎)
昨年のこのレースで2着同着。いつ走るかわからない難しさはあるが、オルフェ産駒らしい爆発力は魅力。(B)
マイルチャンピオンシップ(11月19日、京都芝1600m)
ダノンスコーピオン(牡4歳、父ロードカナロア、栗東・安田隆行厩舎)
昨年もこのレースを勝つと予想。NHKマイルカップを優勝したものの、ここは11着。今年こそ。(C)