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[ドイツは日本をどう見たか]森保の自信と采配に脱帽
posted2022/12/07 08:00
text by
アレクシス・メヌーゲAlexis Menuge
photograph by
Atsushi Tokumaru
前半30分くらいまで日本はドイツの選手たちに噛み付くように守備をし、明確なゲームプランを持っているように見えた。ボールを奪ったら素早く前へ攻めるというプランだ。ドイツは自分たちのサッカーをするのが難しく、日本の規律あるコンパクトな守備に苦戦し、明らかに攻めあぐねていた。
ところがそこから前半終了まで日本は押し込まれ続け、ドイツの時間になる。原因は左サイドバックの位置から高く上がるダビド・ラウムを捕らえられなかったからだろう。ドイツがPKを奪取して先制したのは自然な流れだったし、ミュンヘン在住でバイエルンの番記者をしている者として、ドイツの勝利を信じて疑わなかった。後半に追加点を奪ったら試合が決まるだろうと。