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ヒョードル対ミルコの“人類最強決定戦”や朝倉未来もランクイン! あなたが選ぶ格闘技「最高の名勝負」6~10位結果発表《1200人アンケート》 

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posted2022/10/26 17:02

ヒョードル対ミルコの“人類最強決定戦”や朝倉未来もランクイン! あなたが選ぶ格闘技「最高の名勝負」6~10位結果発表《1200人アンケート》<Number Web> photograph by Susumu Nagao

2005年8月28日に行われたエメリヤーエンコ・ヒョードルvs.ミルコ・クロコップのPRIDEヘビー級タイトルマッチは当時の“人類最強決定戦”だった

7位 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラvs.ミルコ・クロコップ(2003年) 47票

 1000の技を持つと称される“柔術マジシャン”アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと、代名詞の左ハイキックを武器にKOを量産する“ターミネーター”ミルコ・クロコップ。寝技と打撃の頂上対決ともいえる2003年11月9日のPRIDEヘビー級暫定王者決定戦が、47票を集めて7位に選ばれました。

 1Rはミルコが強烈な打撃でノゲイラを圧倒。KOは時間の問題かと思われましたが、2R、ついにテイクダウンを奪ったノゲイラがマウントポジションからの腕十字で逆転の一本勝ち。決着の瞬間、東京ドームは凄まじい歓声に包まれました。歓喜のノゲイラと肩を落とすミルコのコントラストや、エメリヤーエンコ・ヒョードルを交えた三つ巴の因縁も含めて、PRIDE史上に残る名勝負のひとつとして記憶されています。

「格闘技観戦歴30年ほどになりますが、東京ドームが震えるほどの大歓声は他に聞いた覚えがありません。ノゲイラが逆転で一本勝ちした瞬間、歓声のあまりの大きさに全てがスローモーションに見えました」(45歳・男性)

「当時PRIDEの顔になりつつあったノゲイラに、K-1からの外敵扱いだったミルコが挑む構図。対極にあるファイトスタイル、緊張感のある試合展開と逆転での一本勝ち、会場の爆発。その後のミルコのヒョードル戦までの道のりもこの試合から始まった」(37歳・男性)

「当時、テレビ観戦していて思わず声を上げて唸ってしまいました」(48歳・男性)

「あれほどカタルシスのある格闘技の試合は後にも先にもこの試合だけでしょう。大劣勢からの逆転の一本勝ち。当時の背景的に、あのミルコをあの展開で止めるのはシナリオあるんじゃないかってくらい凄すぎる」(38歳・男性)

「第1ラウンド、KO寸前まで追いつめられゴングに救われたノゲイラが、第2ラウンドにワンチャンスを逃さず大逆転の一本勝ち……格闘技観戦のカタルシスが詰まった試合でした」(52歳・男性)

【次ページ】 「PRIDEの到達点」となった最強決定戦

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