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「クボは戦える+鬼気迫るプレー」決定機逸もソシエダサポ“交代後の拍手”が示す高評価…久保建英vs古巣マジョルカを撮った
text by
中島大介Daisuke Nakashima
photograph byDaisuke Nakashima
posted2022/10/22 17:04
マジョルカ相手に得点を決めたかったところだが、連勝を飾るソシエダにあって久保建英は主力に定着している
あとはチャンスをゴールに結びつけるだけ
冒頭に記したように、この好調ソシエダの中でも久保は存在感を増している。
だからこそ――この日何度かあったチャンスをゴールに結びつけていれば、さらなる評価とともにチームを助けることができていたはず。
マジョルカとしては開始直後に失点してしまったが、その後は終始守りきり、何度かカウンターから絶好機を作った。アギーレ監督としてはほぼ思惑通りの試合展開だったはず。ソシエダは久保だけでなくメンデス、セルロートも不発に終わってしまったのは、マジョルカの堅守による部分が大きかった。
苦しみながらも勝ち切る力強さは示せたが、滑り出しが良かっただけに、必要以上の労を要してしまった。今後もソシエダに対して守りきりを狙う下位チームとの対戦も予想されるだけに、決め切る力が、来季のCL、EL出場権争いに直結してきそうだ。
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