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秋華賞のカギを握る“手術明け”スターズオンアースの状態は? “三冠牝馬”誕生を阻止するとしたら「潜在能力がスゴい」あの馬か
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byKeiji Ishikawa
posted2022/10/15 11:03
桜花賞、オークスを制し牝馬三冠がかかるスターズオンアース
スターズオンアースには心強いデータ
◎スターズオンアース
○スタニングローズ
▲ナミュール
これまで牝馬三冠馬となったのは、1986年メジロラモーヌ、2003年スティルインラブ、2010年アパパネ、2012年ジェンティルドンナ、2018年アーモンドアイ、2020年デアリングタクト。過去10年ではリーチをかけた3頭はみな三冠馬になっている。1984年のグレード制導入以降と範囲をひろげても、上記6頭のほか、1987年マックスビューティ、1993年ベガ、2009年ブエナビスタが三冠目でそれぞれ2、3、3着と、パーフェクトと言っていい結果を出している。スターズオンアースには心強いデータだ。
おそらく1番人気はスターズオンアースだろう。先々週のスプリンターズステークスまで、GIでの1番人気は14連敗とワースト記録を更新してしまったが、それにストップをかけることができるか。その意味でも注目したい。
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