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「日本代表の弱点はFWと…」「ハンジは長所と短所を徹底的に分析する」前ドイツ代表監督レーブが忖度なしでW杯展望〈単独インタビュー〉 

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アレクシス・メヌーゲ

アレクシス・メヌーゲAlexis Menuge

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posted2022/07/19 11:00

「日本代表の弱点はFWと…」「ハンジは長所と短所を徹底的に分析する」前ドイツ代表監督レーブが忖度なしでW杯展望〈単独インタビュー〉<Number Web> photograph by JMPA

2014年ブラジルW杯でのレーブ監督(右)。スタッフとしてドイツ代表現監督のハンジ・フリックは世界一への道を支えた

「ハンジが同じミスを犯すことは想像できないね。ハンジの性格を考えると、日本の長所と短所を徹底的に分析して、日本を倒すのに最適な11人を先発に選ぶだろう。ハンジは相手を軽視する監督ではないよ。

 ハンジにとって好都合なのは、たくさんの日本代表選手がブンデスリーガでプレーしていることだ。彼らがどんなプレーをするか、すでに頭に入っているはずだ」

レーブが指摘した日本代表“2つの弱点”とは

――日本代表のプレースタイルをどう見ていますか?

「日本代表は年々レベルアップし、ますます自信を持ってプレーするようになっていると思う。いつかW杯の舞台で“結び目”がほどけ、次なるブレイクを果たすはずだ。

 プレースタイルについて言えば、運動量があり、全員に規律があり、グループとして1つにまとまっている。私は日本代表のプレースタイルが好きだよ」

――日本代表の弱点はどこにあると思いますか?

「ストライカーの決定力だろう。FWがもっと危険な存在になり、作り出したチャンスを効果的に得点につなげられるようにならなければならない。

 あとはW杯の舞台でサッカー大国に勝った経験がないことだ。経験が乏しいと、ちょっとしたことで冷静さを失いやすい」

――ドイツにとって、日本戦のポイントは?

「先制点だろうね。W杯の初戦はどのチームにも硬さがある。ドイツ対日本では、先制点を決めた方が勝つだろう」

 後編では遠藤航や鎌田大地、原口元気らドイツでプレーする選手にとどまらず、南野拓実や久保建英などの印象を含めた日本代表、さらにはグループステージの組み合わせなどについて聞いた。

#2に続く>

#2に続く
「エンドウはポリバレント、カマダはテクニカル」「クボは優雅」前ドイツ代表監督が注目する“日本代表の5人”とスペイン攻略法とは

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