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「ワサビ以外、全部好きかな」日本のおもてなしに感動するメジャーセーブ王、質問に来るロッテの若手選手を「オトウト」と呼ぶ理由 

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千葉ロッテマリーンズ取材班

千葉ロッテマリーンズ取材班Chiba Lotte Marines

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photograph bySankei Shimbun

posted2022/07/12 06:01

「ワサビ以外、全部好きかな」日本のおもてなしに感動するメジャーセーブ王、質問に来るロッテの若手選手を「オトウト」と呼ぶ理由<Number Web> photograph by Sankei Shimbun

今季途中にマリーンズに加入したロベルト・オスナ投手(27歳)。12歳の時にメキシコ代表として来日した過去も

 まだ来日して約1カ月。日本野球への適応に関してはもう少し時間が必要のようだ。

「ちょっとボールが小さいような感覚がある。だからボールも軽く感じてしまう。マウンドも日本の方が低いかな。少しずつアジャストはしているけど、自分が想像していたより今はアジャストに時間がかかってしまっているのが実情。もう少し時間がかかる。あとは千葉の風かな。シカゴも風は強かったけど、一定方向だった。ここは色々な方向に吹く。こんな風の中で野球をやるのは初めて。最初は中止になるのかなと思ってしまったぐらい(笑)。風にも早く慣れたいね」

 オスナ自身は現在、環境への適応中でまだ力を発揮できていない状況と話すものの、来日初登板となった6月24日のバファローズ戦を1回無失点で抑えると、2試合目の登板となった同月26日の同カード3戦目では1回打者3人を無失点できり抜け、来日初勝利。その後も好投を続けている。

 適応が進み、完全体となったらどのようなピッチングを披露してくれるのか。期待は高まるばかりだ。

 一時は首位と13.5ゲーム差まで引き離されたマリーンズだが、借金を返済しながらジワリジワリと上位進出を続けている。ペナントレースの佳境はもう少し先。混戦となっている状況にあって“メジャーセーブ王”の看板を持つ男がブルペンで放つ存在感は頼もしい限りだ。

 メキシコの野球ファンの誰もがその名を知るヒーロー。今後も背番号「42」に注目して欲しい。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

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