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“異例のポスト保証契約”も出場機会は激減…長谷部誠38歳に聞く本音「まだ選手としての闘志は消えていないか?」
text by
了戒美子Yoshiko Ryokai
photograph byGetty Images
posted2022/06/07 17:20
フランクフルトのEL制覇に貢献した長谷部誠38歳。クラブと“異例の契約”を結んだ彼が見据える将来とは。
「チャンピオンズリーグに出るってなったらチームはまた選手を補強すると思うし、またこのレギュラー争いが始まるなと。ただこの年齢でそういう立場、そういう舞台にチャレンジできるっていうのはすごく幸せなことだと思います」
引退後の準備も始めていることも考えると、客観的な口調は気になるところだ。実はプレーヤーとしての闘志が消えていたりしないものなのだろうかと聞いてみた。
「まあチャンピオンズリーグに出るっていうのはね、それは特別なものなのでそこにチャレンジできる限りは消えることはないですね。闘志……、まあ、闘志が消えたらサッカーやめますけど」
キリッとした口調で、長谷部は言い切った。
選手でありながら指導者としての目線でベンチから戦況を見つめた2月以降の長谷部は、もちろん多くのものを得ただろう。だが、もう少し見たいのはまだまだピッチで躍動する長谷部だ。来季チャンピオンズリーグで活躍する長谷部の姿を見られることを信じている。
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