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「連敗? 自分は何も気にしないです」堀口恭司が語る“格闘家としての理想“と“挑戦者のスタンス”《天心vs武尊の見どころも解説》
text by
田中大貴Daiki Tanaka
photograph byYuki Suenaga
posted2022/05/13 11:01
Bellatorバンタム級ワールドGP準々決勝でパッチー・ミックスに敗れ、格闘家人生で初の連敗を喫した堀口恭司。再び這い上がることを力強く語った
堀口 コンスタントに試合はしたいと思っています。自分は練習も試合と同じようにやっているので(試合勘が)衰えるってことはないですけど、やっぱり試合をやっていた方が(業界を)盛り上げられるんじゃないかなと。試合があれば、自分の体調もそこに向けて作っていけるので、整えやすいですし。
――引き続き、Bellatorでの挑戦になるとのことですが、現地で「堀口恭司」という名前が浸透してきたという実感はありますか?
堀口 自分が住んでいるところは田舎の街なので、そこまで浸透してないんじゃないですかね。Bellatorではある程度の立場にいると思っていますが、人気があるかどうかはあまりわからないです。
――堀口選手をターゲットにしている選手も多いのでは?
堀口 ないですよ、前回も負けちゃっていましたし。それが事実ですから。
――追いかけられるような存在になりたい?
堀口 追いかけられるような存在になりたいというよりは、自分が獲りに行くという気持ちが強いですね。「追いかけられる」ってあんまり好きじゃないので(笑)。挑戦者の方が自分は楽しいです。
――これからも挑戦を応援しています。ありがとうございました。
撮影協力/NEW ERA JAPAN GK
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