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堀口恭司はやっぱりベルトが似合う 朝倉海との再戦は「やることやった後」那須川天心vs武尊の展望も語る

posted2021/01/08 17:01

 
堀口恭司はやっぱりベルトが似合う 朝倉海との再戦は「やることやった後」那須川天心vs武尊の展望も語る<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto

再び取り戻したベルトを手に笑みを浮かべる堀口恭司。すでに気持ちは次戦へ向かっている

text by

田中大貴

田中大貴Daiki Tanaka

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Kiichi Matsumoto

2020年大晦日に行われた総合格闘技イベント「RIZIN.26」で、RIZINバンタム級王者に返り咲いた堀口恭司。興奮冷めやらぬ1月初旬、19年11月に負った右膝の大怪我を乗り越えて臨んだ朝倉海戦を振り返ってもらった。また、話題を集めた那須川天心vs武尊のマッチアップについても話を訊いた。(聞き手/田中大貴)

――チャンピオン、今日はよろしくお願いします。良い年始めになりましたね。試合が終わって少し時間が経ちましたが、心境はどうでしょうか。

堀口 ありがとうございます。いつもそうなんですけど、あの試合も(リングの上にいたのは)たかだか15分とかで、リハビリとか練習期間に比べると短いじゃないですか。だからあんまり“やった感じ”はないですよね。

――168秒TKO、あっという間の結末でした。観ている側としては、正直もう1ラウンドぐらい観たかったという気持ちもあります(笑)。

堀口 まあまあ(笑)。でも、そこはチャンスがきたら仕留めないといけないんでね。

――試合を見て感じたのは、堀口選手はチャンピオンベルトを取り戻したいというよりも、自分自身と戦っているようにも見えました。

堀口 いつもベルトのことはあんまり考えてないんですよ。(ベルトは)勝った後に付いてくるものなので、対戦相手に集中してますよね。

「待たせてごめんね」

――映像を一緒に観ながら振り返ってください。花道を歩いているときは何を考えていたのでしょうか。

堀口 「全然、緊張しねえな」。いつも通りという感じで「よし、ぶっ飛ばすか」と。落ち着いてはいるんですが、リングを前にするとすぐに仕留めたくなっちゃいますね(笑)。

――まず朝倉選手と顔を合わせた時、肩をポンと叩きました。

堀口 それは「待たせてごめんね」という気持ち。対戦を待ってくれていたことは、やっぱりすごくありがたいなと。

――19年8月以来の対戦。朝倉選手の表情や体つきを見て感じたものはありましたか。

堀口 あんまりそういうのは考えないんですね。どうやってここから組み立てようとか、それだけ考えていました。

――会場となった「さいたまスーパーアリーナ」の雰囲気は覚えてますか。

堀口 コロナ禍なのにたくさん人がいるなとは思っていました。あとは、やっとここに戻ってこれたんだなという実感ですかね。

――ゴングの後はもう「行きたくて仕方ない」という雰囲気が出ていますね。

堀口 速攻で行っちゃおうかなと思ったんですけど、でもコーナーから「おい、恭司、焦んなよ、行くなよ」とずっと言われてました。

【次ページ】 「勝負できると思ったらどこでも行っていい」

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