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パワハラ問題に揺れた旧友・金明輝(鳥栖前監督)への想いも…40歳梁勇基、仙台復帰で誓う2009年の再現「J2降格は他人事ではなかった」
text by

キム・ミョンウKim Myung Wook
photograph byVEGALTA SENDAI
posted2022/02/19 17:00

3年ぶりに古巣・仙台に戻ってきた梁勇基。J2で迎える新シーズンでは、10番とキャプテンマークを託された
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体力的には若手に及ばないところもあるだろう。ただ、ピッチの上で見せたいのは「戦う姿勢」だ。
「試合に出たら戦う気持ちを出すこと。それが一番です」
“40歳の梁勇基”の持ち味はどこかと聞くと「マイペースでやること。あまり周りに流されないように、自分の身体と向き合いながらやっていきたい」と返ってきた。
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続けて20代と30代の自分に送りたい言葉は何なのかと聞くと、その回答が意外だった。
「20代の自分には『もう少し栄養管理をちゃんとしろ』って言いたいです(笑)。基本的には好きなもの食べていましたから。今もそこまで細かくは栄養管理していませんが、気を付けてはいます。30代の自分には、『35歳を超えてから面白くなるぞ!』ですね」
40代はさらに面白くなりそうなサッカー人生が待っていると信じている。
「今季はJ1復帰という目標以外はないです。監督、選手、スタッフ、フロントがもう一度一丸となって戦っていく。それが仙台の良さだと思っています。仙台の姿をもう一度、取り戻したい」
J1復帰に導く活躍こそが、“仙台のレジェンド”に課された使命だ。
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