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横峯さくら(36歳)産後に悩まされた症状とは?「グリーンやフェアウェイの傾斜が読めなくなって……」目標は“家族で優勝カップ”
text by
南しずかShizuka Minami
photograph byShizuka Minami
posted2022/01/13 11:02
昨年末に行われた国内ツアーの予選会を突破し、今季から国内ツアーに本格復帰する横峯さくら。家族のサポートを受けながら、育児との両立を目指す
横峯は、来季の職場が決まり喜ぶ反面、産後復帰する難しさも感じている。
「思っていた以上に大変というか。出産後に復帰して第一線で活躍する米ツアーの選手を見てきて、私もそうなれたら良いなと思い、2021年度は国内ツアー6試合に出場したんですけど。心は問題ないのですが、思っていたより身体が回復するのに時間がかかっていますし、家族にも負担をかけてしまっているなと感じています」
仕事と育児を両立するため、国内ツアーには託児所がないことをふまえて、ベビーシッターさんを探している。
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「長男が生まれて、環境も変わってというところで、家族で優勝カップを掲げる写真が撮れたら良いなと思います。その場面を考えるだけで楽しみなので、優勝を目指して、頑張ります」
現在、国内女子ツアーは20歳前後の選手たちが牽引している。そこに、36歳になった横峯が加わればギャラリーたちの注目度も増すだろう。母となっても、勝利への欲は消えていない。