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「他馬が弾き跳ばされるほどの威圧感…」“大物”揃いの朝日杯FS、セリフォスとジオグリフの“2強”に勝てる馬はいるのか?
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byPhotostud
posted2021/12/18 11:04
デイリー杯2歳Sを勝利したセリフォス。無傷の3連勝で朝日杯FSに挑む
“2強”に勝てる馬はいるか?
これら「二強」の争いになると思われるが、ジオグリフと同じく2戦2勝のダノンスコーピオン、ドウデュース、ドーブネなども、ここから大きく羽ばたく可能性を秘めている。
◎セリフォス
○ジオグリフ
▲ダノンスコーピオン
おそらく、単勝人気も印のとおりになるだろうが、勝ち方の衝撃度をランクづけしたら、こうなった。
相手をねじ伏せる強さを持つセリフォス、他馬とは異なる流れのなかで走ることのできるジオグリフ、大人びた走りを見せているダノンスコーピオン――と、それぞれタイプが異なるだけに、面白い。
ダノンの鞍上が松山弘平、ドウデュースが武豊、ドーブネが吉田隼人と、二強を含む上位人気馬の鞍上に名手が揃ったことも、勝負に華を添えている。
迫力ある攻防が見られそうだ。