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「あなたが選ぶ最高の名将は誰ですか?」ベスト5発表! 野村克也が堂々1位、では“オレ流”落合博満は何位?《800人アンケート》 

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posted2021/12/17 17:02

「あなたが選ぶ最高の名将は誰ですか?」ベスト5発表! 野村克也が堂々1位、では“オレ流”落合博満は何位?《800人アンケート》<Number Web> photograph by Sankei Shimbun

オープン戦でメンバー表を交換する楽天時代の野村克也監督と中日の落合博満監督

4位 仰木彬(オリックス) 83票

 4位に選ばれたのは、イチローをはじめ多くの名選手が“恩師”と慕う仰木彬監督です。阪神淡路大震災が発生した1995年には「がんばろうKOBE」を合言葉にオリックスをリーグ優勝に導き、翌年ついに日本シリーズを制しました。

 小刻みな継投策や日替わりでスタメンを変える独特な采配は、“仰木マジック”と呼ばれました。イチローはもちろん、野茂英雄、長谷川滋利、田口壮といったメジャーリーガーを輩出した名伯楽としても語り継がれています。

「ファンのことを一番に考え、選手に寄り添った采配をした素晴らしい監督」(59歳・男性)

「今では当たり前になった、選手の個性を生かす指導を成功させた最初の人だと思う」(47歳・女性)

「冴え渡る仰木マジック。野茂やイチローなどの超一流だけでなく、個性豊かな『超二流』を輝かせて勝利を積み重ねていた」(53歳・男性)

「仰木さんがいなかったら、今ほどメジャーリーグで活躍している選手はいなかったと思う」(60歳・女性)

「相手投手との相性が悪ければ4番打者にも代打を告げ采配を的中させてしまう…。こんな采配が出来る監督はもう現れないと思う」(39歳・男性)

3位 森祇晶(西武) 94票

 80年代から90年代初頭にかけて西武の黄金時代を築いた森祇晶監督が3位に選出されました。現役時代は巨人の正捕手として「V9の頭脳」と称され、監督としても6度の日本シリーズ制覇を成し遂げています。

 1992年と1993年の日本シリーズでは、ヤクルトを率いた野村克也監督と球史に残る頭脳戦を繰り広げました。当時の主力選手だった秋山幸二、伊東勤、工藤公康、渡辺久信が後に監督として日本シリーズを制していることからも、その影響力の大きさが窺えます。

「あの時代の西武の強さは半端ではなかった」(57歳・男性)

「巨人を完膚なきまでに叩きのめした1990年の日本シリーズを今でも忘れられません」(51歳・男性)

「デーゲームの日本シリーズといえば、常に森監督がドカッと座って戦況を見つめていたことが印象深い」(39歳・男性)

「地味な野球と揶揄されたが、確実に勝ちに行くロジックを持っていた監督だと思います」(45歳・女性)

「西武黄金期を築き上げた最高の名将だと思います。特に92年日本シリーズは、野村ヤクルトとの名将対決にして死闘の連続で身体が震えました」(48歳・男性)

【次ページ】 8年連続Aクラスの“オレ流”指揮官が堂々の2位

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