プロ野球PRESSBACK NUMBER
“プロ野球界の伝説”王貞治&長嶋茂雄を上回った監督は?…「あなたが選ぶ最高の名将」6位~10位結果発表《800人アンケート》
posted2021/12/17 17:01
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Sports Graphic Number
ヤクルトが20年ぶりの日本一に輝いた2021年シーズンのプロ野球。高津臣吾監督の大胆な采配や、シーズンを通してチームを鼓舞した「絶対大丈夫」という合言葉が大きな注目を集めました。また惜しくも日本シリーズで敗れたものの、パ・リーグ優勝を果たしたオリックスの中嶋聡監督がCSで見せた「連続バスター」による劇的な決着も記憶に新しいところです。
日本ハムの“ビッグボス”新庄剛志監督がオフシーズンの話題を席巻するなど、監督への注目度がますます高まっている野球界。1990年代以降に日本シリーズを制した計18人の監督をあらためて振り返ると、森祇晶、野村克也、長嶋茂雄、仰木彬、王貞治、原辰徳、落合博満、星野仙一と、プロ野球の歴史を紡いできたレジェンドの名前がずらりと並んでいます。
そこで『Number Web』では、1990年から2020年までの日本シリーズ優勝監督の中から「あなたが選ぶ最高の名将は誰ですか?」というテーマでアンケートを実施。11月16日から24日にかけて、計891人の投票が集まりました。まずは、ランキングの10位から6位までの結果を見ていきましょう。<#2では名将アンケート1~5位の結果を公開中です>
◆◆◆
10位 原辰徳(巨人) 14票
現在も巨人を率いる原辰徳監督が10位にランクインしました。2002年、2009年、2012年と3度の日本シリーズ優勝経験を持つ原監督。2009年のWBCでは、侍ジャパンの監督として日本を世界一に導きました。
実績からすると10位という結果は意外な気もしますが、常勝を義務づけられた巨人の監督ということもあって、優勝を逃した今季の成績が影響した可能性も考えられます。投票理由としては、巨人やWBCでの優勝を評価する声が多く寄せられました。
「リーグ9回、シリーズ3回、そして世界一。文句なし」(54歳・男性)
「今年はケチをつけていますが、これまでの実績は文句つけられません」(62歳・男性)
「WBCでの優勝もあり、プレッシャーがきつい巨人軍を率いて歴代最多勝監督になっているから」(45歳・男性)
「選手起用で試合の流れを変えられる監督」(28歳・男性)
「WBC監督も務めるなど経験値がずば抜けていると思います。巨人軍が低迷している時の建て直しに必要とされているのも名将の証」(32歳・男性)